水虫ってどんな虫?
水虫、という言葉は、おそらく誰でも知っている言葉でしょう。
でも、水虫という言葉から想像することといえば、不潔、オジサンがかかる病気、などが代表的で、特に女性からはとても嫌われています。
この水虫とは、いったいどういう病気なのでしょうか。
虫、というからには、不気味な格好をした変な虫が皮膚の中でうごめいているのでしょうか。
実は、水虫とは、皮膚にカビが寄生して起こる病気なのです。
正確には、白癬菌というカビが皮膚に住み着いています。
水虫という名前が付いてはいますが、カビですから自分で動くことはできません。
これでは名前の付け方が間違っていますね(笑)。
春先になると、田んぼに水を張るなどの作業が始まりますが、ちょうどこの頃になると水虫も活動を始めてきますので、皮膚症状やかゆみが出てきます。
昔の人は、田んぼの水の中にいる虫が足に付いたのだと理解したのでしょうね。
これが水虫の語源だといわれています。
日本では主に2種類の白癬菌が水虫の原因になっています。
トリコフィトン・ルブルム(紅色菌)とトリコフィトン・メンタグロフィテス(趾間(しかん)菌)という名前が付いたカビです。
白癬菌は、皮膚や毛の構成成分であるケラチンという硬いたんぱく質をエサにしています。
ですから、皮膚や毛が白癬菌の住みかになっているわけです。
白癬菌が皮膚に住み着いて水虫になってしまうと、それが自然治癒することはまずありません。
水虫の治療は、水虫の原因となっている白癬菌を殺す薬剤(水虫薬)を用います。
水虫は、治りにくいことがよく知られています。
ところが、カビそのものは、割と簡単に死んでしまいます。
それでは、なぜ水虫は治りにくいのでしょうか?
その答えは、カビのタネ(胞子)にあります。
胞子はかたい殻でおおわれており、薬剤に対する抵抗力が強く、容易には死にません。
胞子が生き残ると、やがてそれが発芽して再度水虫病巣を作ります。
ですから、水虫の治療は、この胞子を絶滅させるまで続けないといけないのです。
この目的のために、水虫薬は1ヶ月以上塗り続けないといけない、とされているのです。
水虫を治すために、根気よく薬を塗り続けましょう!
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2009年4月21日|
カテゴリー:水虫
